シルトの岸辺 (岩波文庫)

  • 岩波書店 (2014年2月15日発売)
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本棚登録 : 134
感想 : 8

『アルゴールの城にて』に続くグラックの文庫化第2弾。
ある1人の士官が辺境の沿岸に赴任するところから話は始まる……と、なると、同じく岩波文庫から出ている『タタール人の砂漠』を連想するが、解説でも言及されている通り、読んでみると印象はまったく違う(「タタール人の砂漠」も面白かった)。
『シルトの岸辺』は執拗に比喩を重ねる文体がより重厚でゴシック的だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年2月17日
読了日 : 2014年2月17日
本棚登録日 : 2014年2月14日

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