店頭で見掛けて気になっていた1冊。
『余り幸福ではない人生を送る主人公が破滅するまでの物語』と、言ってしまえばそれまでなのだが、主人公の言動や、徐々に正常な判断力を失っていく様子には迫力があった。終盤、破滅に向かう姿は哀れを誘う。
所謂『イヤミス』に近いものではあるが、悲哀に満ちているのは珍しい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年9月27日
- 読了日 : 2019年9月26日
- 本棚登録日 : 2019年9月21日
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