表題と芥川賞作品と言うことに引かれ購入したのですが。。。。
なんだか合いませんでした。
何か入り込めない、主人公と離れてしまう感覚があるのです。著者には何か下敷きがあって、その上にこの物語が書かれているのですが、その下敷き部分が私とはズレている感じです。
背景描写の少ない作品なのです。登場人物の年齢も性格も。小説の枕部分でサラリとその人物、背景を特徴的に示すエピソードなどが示されることが多いのですが、この小説にはそうしたものがありません。その所為なのかもしれません。
読書状況:読み終わった
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一般
- 感想投稿日 : 2017年11月8日
- 読了日 : 2004年10月10日
- 本棚登録日 : 2017年11月8日
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