『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々シリーズ』のパーシー役を演じているローガン・ラーマン主演。ハーマイオニー役でお馴染みのエマ・ワトソンがヒロイン。それで借りて来ました。
普段あまり観ないタイプの作品ですが、嫌いじゃない。思春期の繊細な空気がよく描かれていて。
『スタンドバイミー』『17歳のカルテ』などが好きな人ならこの作品も気に入るのでは。
頭の方は吹替、あとは字幕で観ました。繊細な作品なので字幕を推します。よりリアルな空気が◎。
主演陣にもう一人、エマ演ずるサムの義理の兄、パトリック。彼がかなり印象に残りました。演じているのはエズラ・ミラー。撮影時にドラッグ所持で逮捕されたとか。何と言うか、若い頃の窪塚洋介さんに雰囲気が似ています。ギリギリのラインで、細い線が切れるか切れないか、みたいなそんな雰囲気。説明難しいけど。
他に友人の一人がDisneyの『ティンカーベルシリーズ』ティンク(声)役の子だったり、主人公の姉役にニーナ・ドブレフだったり。
サブリミナル効果と言うんでしょうか、明言はしないけれど匂わせる演出。私はすぐにピンと来たんですが、一緒に観ていた母は最後までピンと来なかったようなので、その間をとって欲しかったですね。
言ってしまえば黒歴史時代を切り取ったような作品なんだけれども、それはその先に進んだから言えることであって、その時を生きてる瞬間は全部本物、ってことですかね。大人からしたらちっぽけな悩みに思えても、当事者からしたら真剣そのもの。
小説が原作で、その原作者、スティーブン・ドボスキーが監督を務めているそう。
- 感想投稿日 : 2014年7月16日
- 読了日 : 2014年7月16日
- 本棚登録日 : 2014年7月16日
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