生き方は星空が教えてくれる

著者 :
  • サンマーク出版 (2003年4月4日発売)
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感想 : 48
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著者 木内 鶴彦

小学5年生の時に池谷・関彗星を見て以来、彗星に興味を持つ。学生時代には天文同好会に所属。卒業後も長野県臼田町(現佐久市)にて天体観測を続ける。
臨死体験者としても有名。航空自衛隊にて運航管理者(ディスパッチャー)として勤務していた22歳のとき、当時としては大変珍しい上腸間膜動脈性十二指腸閉塞で一度死亡を確認されるも30分後蘇生した。死後蘇生したことが医師のカルテに記録されている例としては国内で唯一である。
回復後は、航空自衛隊を退官し、彗星捜索を再開する。コンピュータによる軌道計算と写真乾板による彗星探査が普通である中で、木内は電卓と大型双眼鏡での眼視によって、当時行方不明になっていたスウィフト・タットル彗星を再発見するほか彗星を3つ発見して、全世界から一躍注目をあびた。

著者の生き様がドラマティックすぎますが本作品は知りたい知識が星の数ほど散りばめられた内容で地球人みんなに読んで欲しいと思う内容でした。地球に生きる生命体としてあるべき姿が書かれてあり全ての人々がそれを自覚できればきっと理想的な地球の姿を実現できるのではないかと思います。この本を読んで月がなぜ地球の衛星になったのかわかりました。今まで読んだ本の内容とつじつまが合うような新しい発想の投げかけですごくしっくり来ました。彼から送られた言葉 「地球は今日からあなたのものです。」という言葉がすごくココに響きました。ぜひあなたのソコにも響きますように。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年6月2日
読了日 : 2011年6月2日
本棚登録日 : 2011年6月2日

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