桜に抱かれて帝都の地下で眠っていた平将門さんの霊は、魔人加藤という血肉を持った人間としてその怨念を現実のものにしていたようですが…。
第二の大地震で崩壊していく東京のようすとか、水虎や式神との戦闘シーンとか、かなり良かったのに…。
なんで、作者のお友達である角川春樹さんにあんな大役を与えて、やたらめったら祀り上げているんだか…。
破滅教の宮司さんが全然知らない人だったら良かったのになって最後まで思う最終巻でした。
よくよく考えたら、この本も角川文庫から出てるしねぇ…。
ちょっとそのへんは突き放して読みたかったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2018年4月17日
- 読了日 : 2018年4月17日
- 本棚登録日 : 2018年4月17日
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