きりひと讚歌 (1) (小学館文庫 てA 1)

著者 :
  • 小学館 (1994年11月17日発売)
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本棚登録 : 520
感想 : 56
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医学部出身の手塚さんが描く医療まんが。
ブラックジャックと違って、長編のストーリーです。

人間が犬のような姿に変化し死に至る「モンモウ病」の研究をしていた医師の小山内桐人さんは、ボスで日本医師会の会長職を目指す竜ヶ浦医師の陰謀で、その病に罹患させられ、医局から籍を削られます。

自分自身が研究資料になってしまった小山内さんは、患者たちの苦しみを自らの身に受け、見世物として台湾に運ばれます。

社会ってのは、いろんなドス黒い人間関係と欲の絡み合いでできてるんだな~って感じ。
欲がなさすぎる人間もつまらないかもだけど、欲のためなら他人を踏み潰しても何とも思わない人とは関わりたくないなぁ…。

手塚さんのお話は、ちょっと大人向けの本のほうが面白いね♪

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: まんが
感想投稿日 : 2014年2月14日
読了日 : 2014年2月14日
本棚登録日 : 2014年2月14日

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