快楽なくして何が人生 (幻冬舎新書 た 2-1)

著者 :
  • 幻冬舎 (2006年11月1日発売)
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感想 : 27

自分が快楽主義者である事を認識。無常と快楽はセット。言われてみれば当たり前なんだが。内容的にはそれほど過激ではなく、その辺に転がっている話だったのは、団鬼六と言えども結構普通の人だったんだなというある種の安心感にもつながる。真面目に生きてきて、これから快楽に生きようとした矢先、62歳で死んだ同級生の話が示唆に富む。(こういうのを矢先症候群というらしいが)
75歳で人工透析を拒否。80歳で食道がんで死去。これでいいんじゃないの?と思わせるものはあるが、実際自分が75歳で同じ決断が下せるのだろうか?という疑問もある。
人間死ねばゴミ。今後も快楽を追求し、遊んで暮らしていきたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2015年1月2日
読了日 : 2015年1月2日
本棚登録日 : 2015年1月2日

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