もう311も歴史の1ページ化してしまった現在において、この本の果たす役割はなんだろう?原発デモがピークの頃に出版されて、当時は311をきっかけ日本が変わるという機運も高まっており、この特集号は非常にタイムリーではあったかと思う。
が、その後の総選挙によって元の自民党政権に戻り、結局何も変わらないし、変わりたくもないし、古き成長幻想に浸って、やってくるはずのない高度成長期に戻りたいという国民感情が支配する現在においては、完全な遺物になってしまった感がある。(といってもたった半年前の話なんだが・・)
が、賢者は歴史に学ぶというから、今こそ読むべき歴史書なのかもしれないが。憲法改正は引き続き話題にはなるだろうし。
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- 感想投稿日 : 2013年2月22日
- 読了日 : 2013年2月22日
- 本棚登録日 : 2012年7月21日
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