かくかくしかじか 3 (愛蔵版コミックス)

著者 :
  • 集英社 (2014年1月24日発売)
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本棚登録 : 1393
感想 : 106
5

1巻無料で2、3巻レンタル。
こういう回想録であればーと思ったらやっぱりそういうことで、2巻目では泣いて笑った。ノストラダムスはマジで信じてたからw子供の思い込みってこわひ。
周りの人間に恵まれ自分の夢や才能が生かせることは凄くて羨ましい。怠け流されているようで努力の結果でもある。ATMの前で固まった気持ちが手に取るようにわかるきがする。
でもこの人のマンガの面白さはわかりません。海月姫は途中まで面白かった。主に泣いてるも。宇宙人のやつはもっと意味がわからなかった。私には理解できない領域です。

絵画教室の先生の思いが重い。私も同じように逃げると思う。独り暮しの女生徒の家で一泊する無神経さ。その辺を超越した間柄であればいいがそうでもないものを感じる。芸大を見学し芸大生と話し疑似体験したかったのだろうか。それでもいいが温度差がありすぎる。
マンガ家になりたい気持ちを汲み取れないこと、先生の理想を押し付けているようにも取れる。本人が話せればいいが、20そこそこの娘が恩義を感じてる年上の男性に正直に話せるだろうか?
書けなくなっている状態はわかっていたようだけど、その理由についてはどうだろうか。本人が話すべきだがそれが若さゆえできないわけで。
生徒からの質問に答えられなくて恩師に任せたら次の日から来なくなった生徒。何と恩師は言ったのか、その言葉がわからない、自分で答えをださなければならないとわかっている自分。
共感できることが多かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年5月24日
読了日 : 2015年5月23日
本棚登録日 : 2015年5月23日

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