セルフ・アイデンティティ・スルー・ホ・オポノポノでは、人が思うように生きられないのは、潜在意識の中にある記憶が原因だと考える。
自分が愚痴っぽい性格だと自覚しているなら、「自分の中にある記憶のせいで、自分は愚痴っぽい性格になっているのだ」と捉える。
クリーニングすることで、過去の記憶が消去できると考える。
クリーニングする過程で、自分の記憶と相手の記憶が共有される時期が来ると、体の内側に痛みを感じるようになるが、進化の前触れだと捉えて、ひたすらクリーニングに専念する。
コンピュータでファイルをデリートするように機械的に「ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛しています」とウニヒピリ(潜在意識)に唱える。
ホ・オポノポノの考え方に「私たち人間は、何かを選択することはできても、コントロールすることはできない」というものがある。いま起きていることに集中し、クリーニングに専念する。
自分の体に「私と一緒にいてくれてありがとう」「呼吸してくれてありがとう」と常に語りかけて、自分の潜在意識と接する。
クリーニングしてゼロになるからこそ、必要なものが与えられる。クリーニングして潜在意識の中の過去が消去できれば、心の中に楽園を作り出せる。
以上が大まかなポイント。クリーニングすること自体が、潜在意識に向き合う習慣形成になる。結果的に問題の本質的な解決につながるのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
Spiritual
- 感想投稿日 : 2010年12月29日
- 読了日 : 2010年12月29日
- 本棚登録日 : 2010年12月29日
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