ベルリン1919

  • 理論社 (2006年2月1日発売)
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本棚登録 : 142
感想 : 26
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あくまで児童文学なのでその点はご了承を。
ナチスに比べると注目されることの少ないドイツ革命を題材にした物語。
政治活動家の家族の運命を少年視点で描くため、政治情勢の説明としては物足りない点が多いかもしれない。
だが戦いに敗れた人々が、10年100年後の再起を誓う希望の光さすラストには心を打たれた。
もちろん彼らの未来にはあの独裁者が待っているのだが。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 外国文学
感想投稿日 : 2012年6月20日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年6月20日

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