片岡義男の長編小説。
物語全体の流れとして、主役は、実に作者らしいキャラクターの一組のカップル。そのカップルが出会い、結婚し、分かれる。女が男の後を追いかけていく。
このような話が、作者の簡潔な文体。流れるような登場人物の会話を通じて、作者の他の作品を読んだことのない人には(読んだことのある人でも、もしかしたら)おそらく思ってもみなかったストーリーで綴られていく。
現在は絶版になっていますが、見つけたら読んで見ることをお勧めします。
自分はブックオフの100円コーナーで見つけました。
ただ、この作者は、読む人を選ぶ気がします。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年3月9日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年3月9日
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