小さな実践の一歩から (活学叢書) (活学叢書 22)

著者 :
  • 致知出版社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884746346

感想・レビュー・書評

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  • 継続が大事だとは良く言われる。

    ただ、この著者ほど凡事徹底した人はいるんだろうか。
    4年や5年では無く、40年。

    周りと比べ、焦り、誰かのせいにして、批判し、、、、

    この本を読んだあとは、継続とは軽々しく口にできない。

    帯から引用。
    10年偉大なり。
    20年おそるべし。
    30年にして歴史なる。

  • サブタイトルの「はきものをそろえる」というのに
    ズキッときました。
    小さい時から、あたりまえにやってきたことを
    おとなになると、忘れて、目の前のことばかり急いで
    イライラして、カリカリしてバカみたいに怒ったりしてしまいがちです

    そんな自分を振り返ることができる
    優しい癒しの本です。

  • 小さな実践をし続けてこそ得られるものの大きさを感じた。

  • コツコツ自分の目前のことをできるか?私はやります。(HPの日記より)
    ※2003.1.16読書のすすめから到着
     「読書のすすめ」のセット本「奇跡を起こす、ツイてる成幸プログラム」(成功法則に関する4冊の本と解説CDのセット)のうちの一冊。
     これよりも旧版を購入
     2003.1.23読書開始
     2003.1.25読了
     2007.10.7売却済み

  • 「凡事徹底」「掃除」に徹して40余年。一代で今日のイエローハットを築き上げた鍵山氏が、自身の人生観、経営観を語った書。


    第1章 小さな実践の一歩から―流されない生き方
    第2章 私の志 創業の原点を語る―自分を鍛える
    第3章 私の人生観 経営問答―積み上げる生き方

  • ■人生論

    A.後から来る者を育てることは、先行する者の責務である。

    B.人の心は放っておくと、不安や不満に染まる。だが、見事な人生を生きた人は皆、「物事を前向きに考える」「感謝の心を忘れない」といった方向に心を鍛え続けている。

    C.体全体から滲み出る味わい―― 人間力を養うには、「志、夢を持つ」「与えられた場で全力を尽くす」「優れた古今の人物に学ぶ」といったことが必要である。

    D.躍動する精神や問題意識、自主性がなければ、他人から受ける教育も、自らが自らに与える教育も身につかない。

    E.人としての風味は、辛苦に耐えることで増す。

  • やさしい人間になれます

    いまの時代忘れられてしまった
    大事なものがたくさん詰まってます。

    読み終わるとこころが温かくなります揺れる

  • [小さな実践の一歩から]
    Author [鍵山秀三郎]
    Publisher [致知出版社]
    Reading Date [July 23 , 2011]

    Contents
     ・仕事も人生も、自分に都合のいいことばかりではありません。
     ・不都合なこと、嫌なことは自分を鍛える最大の味方です。
     ・何もない中での生活で忍耐心を身につけました。
     ・激流の中でも、信念さえあればしっかりしていれば
      それに流されることはありません。
     ・社会のためにもなるし、国家のためにもなる。それが志です。
     ・まじめな誠実な努力は決して無駄になりません。
     ・「凡事徹底」の二十五年間が会社と地域を大きく変えました。
     ・「無関心というのは最も怖い病気だ」 ヘレン・ケラー
     ・自分の手足を使って、人を喜ばしましょう。
     ・自分のような人間が多くなったとき、
      この国はよくなるか、悪くなるか。
     ・たばこの吸殻を一つ拾うたびに、大きな勇気が与えられます。
     ・私がやってきたことは、徹底した掃除です。
      それから、人を喜ばすこと、もう一つつけ加えれば、
      譲れることは出来るだけ譲っていくということです。
     ・不意の災難、予期せぬ出来事に遭遇したとき、
      どのような考え方、心構えで生きるか。
     ・[割れた窓ガラス理論]  犯罪心理学者 
      ジェームス・ウィルソンとジョージ・ケディング
     ・憂い 「君看よ双眼のいろ 語らざれば憂い無きに似たり」
     ・今までの体験の一つひとつがすべて私の実に
      なっているとつくづく思うのです。
     ・災害を災難にしてしまう人と、
      その災害を幸運のもとにする人があります。
     ・だれにもできる簡単なことを、だれにもできないほど続けて来た。
     ・本物の志は、自らを感動させ、人の心を明るくさせていきます。
     ・畳の縁を踏まないというような些細なことを守り通すことが
     人生では大切なことです。
     ・私が危惧しているのは、経済のことより人の心が
      悪くなっていることです。
     ・「慮らずして知る、これ良知なり」 孟子
     ・人間の心は見ているものに、必ず似ていきます。
     ・環境の厳しい今こそ、私たちはまたとないチャンスを
      与えられているのです。
     ・小さな一輪の花、人のちょっとした行為に喜びが感じられ、
      感謝の心を持つ人ほど、大きな災難、苦難に対して
      耐える力があります。
     ・私たちの際限のない欲望が不況を作りだしているのです。
     ・自分の目標に向かって、愚痴を言わず、希望を失わず、
      歩み続けることが大事です。
     ・私は、やったことは目に見えないけれども、必ず積み重ねに
      なっていくということを確信しています。
     ・人間的な質を高めるためには、技能や知識よりも、
      心を育てることが先だと思います。
     ・一年や二年では成果は得られません。
      私のやっていることを理解して下さる人が現れるには、 
      四十年がかかっているのです。
     ・ごみ箱の片づけなど、人が嫌がる後始末を自らが買って出て、
      実践しているうちに見えてくるものがあるはずです。
     ・どんなにいいことでも、正しいから人がわかって当たり前、
      という考え方でいる間は、それを広めることは出来ません。

     Impressions
    抜粋が思いの他、長くなってしまった。
     著者の鍵山秀三郎氏と致知出版社のペアなので、
     これは当たり前か。
     一番心に残る言葉は、
     『だれにもできる簡単なことを、
     だれにもできないほど続けて来た』
     この言葉をもう一度噛みしめて、
     いまやっている努力を更に深化させ、
     継続していきたい。

  • 人が嫌がり、そんなことで何も変わらないと言われるトイレ掃除を数十年間続けてこられたそうだ。イエローハットの方にはセミナーでお会いしてお話したが、とても楽しく、そして社会に役立ちたいと仕事されている様子を感じた。

    僕自身も、仕事、スポーツともに小さな積み重ねがとても大切だと思ってきたので、よく理解できた。周りの友人たちが大きなことをやっていく中で、小さなことをやっていていいのかと思うときもあるけれど、励ましになった。

  • 積み重ねの尊さ。

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著者プロフィール

昭和8(1933)年、東京生まれ。昭和27(1952)年、疎開先の岐阜県立東濃高校卒業。昭和28(1953)年、デトロイト商会入社。昭和36(1961)年、ローヤルを創業し社長に就任。平成9(1997)年、社名をイエローハットに変更。平成10(1998)年、同社取締役相談役となり、平成20(2008)年、取締役辞任。平成22(2010)年、退職。創業以来続けている掃除に多くの人が共鳴し、その活動はNPO法人「日本を美しくする会」として全国規模となるほか、海外にも輪が広がっている。著書に『凡事徹底』『続・凡事徹底』(以上、致知出版社)、『鍵山秀三郎「一日一話」』『すぐに結果を求めない生き方』(以上、PHP研究所)などがある。

「2020年 『大きな努力で小さな成果を――平凡なことを非凡に努める「凡事徹底」の生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鍵山秀三郎の作品

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