キリスト者としての彼女の多くの書籍は、私には少し読みにくかった。
宗教者の書くものは、あるところまでは理解できても、その先はどうにもついていけないフェーズになる場合が多い。読者(私)は理解不能になってくるのに、著者は盛り上がって更に先に行く・・というような乖離が、この本にはない。
難民救済に向かう彼女の真摯な態度の根底なす宗教観が、うらやましい。
「共に歩む」ということの歓びを教えられた。
レイチェル・・カーソンを「静かな警告者」として紹介する文書は秀逸。
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カテゴリ:
社会・思想
- 感想投稿日 : 2007年6月10日
- 本棚登録日 : 2007年6月10日
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