大局観 自分と闘って負けない心 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA (2014年2月10日発売)
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感想 : 15
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将棋の名人、羽生善治が書いた自伝。
将棋という厳しい勝負の世界で頂点に立ち続ける人が語る言葉はとても思慮深く、厳しくも優しい。

いいなと思った言葉
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

「リスクとは車のアクセルのようなもの。コントロースし、バランスをとること」

「人は少ない選択肢の中から何かを選ぶより、多くの選択肢の中から何かを選ぶほうが後悔しやすい。我々は後悔しやすい環境の中で生きている」

「武道のトレーニングの大きな目的は、技を鍛えることよりも、恐怖心を除くことにあるのではないか」

「意外性はモチベーションを維持するうえで重要」

「勝っているときや順調なときに方向転換することは難しいが、負けている時ならば様々な変化をしやすい」

「論理だてして説明できるのが直感で、なんだかわからいけどこれがいいといのが閃き。閃きはリスクが大きい」

「惜福というように、幸運を自分のために使い切らない」

「管理責任を持てないモノについては所有しないほうが良い」

「真面目とは表面的なことに留まらない本質的な意味を知る、理解するということ。」 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年8月29日
読了日 : 2017年8月29日
本棚登録日 : 2017年8月29日

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