下巻はいかに平和な時代になったかというその背景を分析したもの。
心理学の話が多いが、ゲーム理論的に効用の高い平和・平和の戦略よりも暴力が支配戦略だったのが、歴史的な知識の積み上がりやコミュニケーション技術の発達で繰り返しゲームになってきた。とはいえ第一次第二次世界大戦はベキジョウ的な戦争被害の曲線の橋にいるものとして突発的に存在しており、このような事象がなくなることを絶対視もできない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2015年6月8日
- 読了日 : 2015年6月6日
- 本棚登録日 : 2015年6月6日
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