LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略 LIFE SHIFT

  • 東洋経済新報社 (2016年10月21日発売)
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読もうと思った理由
生き方への指南が多数書かれていると思ったから

気づき
・一斉行進が終わる。今日の社会はエイジとステージが
 一致することを暗黙の前提にしている部分が多い。企
 業の人事制度、マーケテイング、法律にもこの前提が
 しばしば根を張っている。そうした制度を変えなくて
 はならない
・選択肢をもっておくことの価値が増す。選択肢に投資
 し、選択肢を残すことは人生計画の欠かせない一部に
 なる
・夫婦2人ともマルチステージの人生を実践する場合は、
 いずれかが新しいステージに移行する際に互いの役割
 を調整し、人生のさまざまな時点でサポートし合うこ
 とが必要だ。家族のあり方は昔に比べて大幅に多様化
 する
・100年ライフに備えるためには、無形資産と有形資産
 (お金)とのバランスを取ることが欠かせない
・学び方も大きく変わる。とくに「経験学習」の比重が
 大きくなるだろう。雇用主も机上の知識だけではな
 く、実際の問題解決能力をもっている人物を欲しがる
 可能性が高い
・脳は鍛えられる
・過去100年間は商業化された娯楽の消費活動を中心と
 するレジャー産業が台頭したが、今後は個人レベルで
 の自己改善への投資活動に力を入れるレジャー産業が
 発展するかもしれない
・100年ライフでは人々に自己効力感と自己主体感をも
 たせ、計画と実験と習熟を後押しすることの重要性が
 高まる。教育機関と政府はそのために貢献することが
 できる

今後の人生100年時代に対する生き方についてかなり考えさせられました。複数の選択肢をもっていたいと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2021年5月10日
読了日 : -
本棚登録日 : 2021年5月10日

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