細菌とウィルス、DNAの二重らせん構造、そして福岡先生の動的平衡。これら生物学での発見についてのストーリーを、学会の構造や大学での生活などのエピソードも交えつつ語った作品。2007年と少し前の作品だが、当時のベストセラー。生物のしくみのなんと巧妙なことか。それを語る、研究者とは思えない福岡先生の見事な文章にも惹かれる。
コロナウィルスに挑む今、巷にあふれる様々な情報に流されないために、本書に書かれている基本的な生物学の知識は役に立つ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
科学
- 感想投稿日 : 2020年5月1日
- 読了日 : 2020年5月1日
- 本棚登録日 : 2020年5月1日
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