狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ

著者 :
  • 新潮社 (2016年10月31日発売)
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序章 「死の棘」の妻の場合
「戦時下の恋」「二人の父」「終戦まで」「結婚」「夫の愛人」「審判の日」「対決」「精神病棟にて」「奄美へ」「書く女」「死別」「最期」
島尾敏雄とミホ夫婦についてなんの予備知識なしに読み始めたせいか、最初からふたりの生い立ち、ドラマチックな出会い、結婚生活、その成り行きにいちいち驚いてしまう。「死の棘」って実話?それとも小説?
敏雄の日記、関係者の証言、ミホ本人からの聞き取り‥今回初出の資料もたくさんあり、「死の棘」未読(!)の私でもこの本の凄さや面白さが分かる。順序が逆になったが「死の棘」を読まなければ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年8月1日
読了日 : 2017年8月2日
本棚登録日 : 2017年8月1日

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