『愛国と信仰の構造 全体主義はよみがえるのか』『憲法改正の真実』を読んだあと、販売中止騒動にまでなった話題の本書を読む。
こつこつ資料をあたり、関係者に話を聞く。それを整理し、推論を立て検証するうちに見えてくる事実は驚きだ。安倍晋三と日本会議の繋がり。元を辿れば、日本会議とはカルト化した学生運動の延長だったのかと、愕然とする。調べ始めたのは2008年、第一次安倍政権の崩壊直後だったという。世の中が少しずつおかしくなっていたこと、こうして振り返ってみると、その頃から兆候は確かにあったのだ。暴走する現政権は明らかに異常だが、参院選を前に人々は気が付き、声を上げ始めているようにも思う。
諦めてはいけない。
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- 感想投稿日 : 2016年6月22日
- 読了日 : 2016年6月22日
- 本棚登録日 : 2016年6月22日
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