星の王子さま (新潮文庫)

  • 新潮社 (2006年3月28日発売)
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子供向けの作品みたいなのですが、大人のほうが、心に刺さる作品かなと思いました。
王子さまが目の前に現れたら、自分はどう対応するのか想像してみると面白いですね。笑
心に残るセリフも多数記録したので、お気に入りを何点か紹介します。

【お気に入り】
①「だって、この人だけが、自分以外の人たちの為に働いているんだもの。
五番目の星、そこは街頭が一つあり、点灯夫が一人いるだけの星。
この人だけ、自分以外の人たちのために働いていた。」

→色々な星を旅する中で、唯一王子さまが気にかけた星の一つ。他人の為に行動する人って、素敵ですよね。自分もそんな人間になりたいと素直に感じました。


②「星が持つ意味は、それを見る人によって、それぞれ違うんだ。航海する人にとって、星は自分のいる場所を知るための道具になる。他の人によって、星はただの小さな光の点かもしれない。学者にとって、星は、いろいろな問題を考えるきっかけになる。ボクが会ったビジネスマンにとって、星はお金そのものだった。」

→モノの見え方や捉え方は、人それぞれに異なることを知っていると、日常のコミュニケーションもより円滑に行えると感じました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年12月19日
読了日 : 2020年12月13日
本棚登録日 : 2020年12月10日

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コメント 3件

アールグレイさんのコメント
2021/04/15

こんばんは、遅い時間に失礼します。
フォローをありがとうございます。つっち-さん?誰?と思ってしまいました。すみません。以前、私からコメントさせて頂いていました。私のフォロワ-さんから、「死神の精度」という本を薦められました。面白そうです。続編に「死神の浮力」という本もあります。伊坂幸太郎さんですが。これからどうぞよろしくお願いします!(^_^)/

本と声とノートさんのコメント
2021/04/16

おはようございます!
以前コメントを頂いたのに、全く気づけず申し訳ありません( ; ; )
伊坂幸太郎さんの作品はあまり読んだことがないので、時間を見つけて読んでみたいと思います!
オススメありがとうございます^ ^

アールグレイさんのコメント
2021/04/16

おはようございます、
朝の忙しい時間にお返事ありがとうございます!私も伊坂さんは、何をかくそう何年かさかのぼってみても、「アイネクライネ・・・」しか読んだことがありません。その私が、ギャングだの、死神だのに挑戦しよう、なんて考えているのです。ブクログに入って、私の読書は路線がそれてきた様に感じます。これもつっちーさんをはじめ、皆さんのおかげか、せいか?と嬉しい悲鳴です!つっちーさん、よろしくo(^-^)o
では良い 1日を(^_^)/

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