レンタルで観賞。
フランス映画だからこそ表現できている良さがある。
親友の旦那さんが女装する人だったら……。
当然、初めはショックで受け入れられないと思っていたけれど、亡くなってしまった親友も彼の女装を認めていたと知り、また彼の女装が彼の本心からくる本気のものであり、様になっている様子から、次第に彼女も受け入れていく。
アイデンティティ。
己とはいったい、どのような存在であるのか。
どのようにあれば、己が満足し幸福を得るのか。
なかなか重いテーマを軽やかに、それでいて楽天的には取り扱わず、ヒトの持つ矛盾やそれを寛容する強さを描き出すヒューマンドラマだった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
DVD(海外)
- 感想投稿日 : 2016年2月22日
- 読了日 : 2016年2月22日
- 本棚登録日 : 2016年2月22日
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