原題:The Neon Demon
レンタルで鑑賞。
『美しさ』には死の要素を孕む。
全てが危うい。
ジェシー(エル・ファニング)は視線、姿、仕草、振る舞い、その全てが狂気と紙一重
の美しさを持っている。
純粋なのか、それとも狂っているのか。
周囲の妬み、嫉み、暴力、血、醜さが、より一層ジェシーの美しさを引き立てる。
ファッション業界独特の美意識に触れる良い機会だった。
画面の美しさは本当に独特なものがあるし、シーンごとに絵になる。
トレーラーを見た時から感性的な美しさに重きを置いている映画だと思っていたため、ストーリーに関しては気にせずに鑑賞できた。
追記
ジェシー役がハマってないと言う意見を散見するけれど、むしろスーパーモデルみたいな顔立ちのジェシーだったら、ジジやサラはここまで妬まないのではなかろうか。
また鑑賞者も「美人だしそうだよね」と流してしまうのではなかろうか。
そして、ジジやサラとの対比にならないのではなかろうか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
DVD(海外スリラー)
- 感想投稿日 : 2017年7月24日
- 読了日 : 2017年7月23日
- 本棚登録日 : 2017年7月23日
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