【学んだ事】
第一章 ウッフィーって何?
▼ウェブ・2.0
⇒ネットワークを通じて大勢の人々が結びついていくマス・コラボレーションの世界
▼ソーシャル・キャピタリスト
・大勢の人と信頼関係でつながり、コミュニティを形成し、ウッフィーを増やす人である。
▼ウッフィーは、その人に対する評価の証
・人に喜ばれるようなことをしたり、手助けをしたりすれば、
あるいは大勢の人から尊敬され評価されれば、ウッフィーは増える。
▼ウッフィーを増やす3つの方法
・好かれること
・つながること
・一目置かれること
▼Eventful Demand
・アーティストがコンサートをやるのをただ待つのではなく、
ファンの側から好きなアーティストのために需要をつくってしまうサービス。
第二章 Twitterはテレビ広告よりも時には効く
▼PayPerPost(ペイパーポスト)
・「問題はブロガーがカネをもらうことではなく、もらったと明示しないことだ。
これでは、ブロガーと読者の間の信頼関係は壊れてしまう」(ジェフ・ジャービス)
▼ウッフィー・リッチになるコミュニティ・マーケティング
・大声でわめくのはやめ、まずは聞くことから始める。
・コミュニティの一員になり、顧客と信頼関係を築く。
・わくわくするような体験を創造し、注目を集める。
・無秩序もよしとし、計画や管理にこだわらない。
・高い目標をみつける。
第三章 デルは、商品に対する不満も公開した
▼大声でわめくのはやめる
・自分の声を聞かせるからユーザーの声を聞く姿勢に転換する事が重要である。
・「この会社、いいな」と感じたユーザーは頼まれなくても、あっちこっちで話すものである。
▼サイテーと言われたデル
・オンラインで大きく批判された。
↓
・Direct2Dellを結成し、不満をため込んいたユーザーの対応をした。
↓
・カスタマー・コミュニティから出されたアイデアを数十個以上、製品やサービスに生かしている。
↓
・DellIdeastormのトップ・イノベーターを正式に社員として採用し、製品開発チームに加わってもらうことさえ計画している。
※最終目的は、対話で得たものを実際にサービスや製品に生かすことができるかである。
第四章 ウェブ上で顧客を増やす8つの秘訣
①製品やサービスは、できるだけ幅広い層を対象に設計する。
②コメントには必ず返事をする。否定的な返事でもよい。
③批判を個人攻撃と受け止めない。相手は、わざわざ時間を掛けて改善すべき点を指摘してくれている。
④有益な指摘やアイデアは感謝する。
※賞金や賞品といったインセンティブは、停滞気味のコミュニティに活を入れるには効果的だが、
ゼロからのスタートには向かない。賞金目当ての人を大量に呼び込んでしまう危険性が大きい。
⑤新機能は必ず事前に知らせ、フィードバックを求める。
⑥フィードバックを活かしてこまめに改善する。
⑦フィードバックを待つのではなく、こちらから探しに行く。
⑧どんなに愛されている会社や製品でも、あら捜しをする人は必ずいると覚悟する。
第五章 ただひとりのお客様を想定する
▼ただひとりのお客様を想定する
・企業がコミュニティの一員になるのは難しい事ではない。
・アマゾンも一人の顧客を思い描いて発展した。
・マーケティング会社の架空の顧客層ではなく実在の顧客から始める。
▼ウッフィーを増やす11のヒント
・ディテールで差をつける。 モレスキン
・ワンランク上をめざす。 TED
・感情に訴える。 ボージュ・オー・ショコラ
・楽しさの要素を取り込む。 ヴァージン
・あたりまえの物をファッショナブルにする。
・「フロー体験」を設計する。 アップルコンピュータ
・パーソナライゼーションの余地を残す。 MOOカード
・実験精神で望む。 スキニー
・シンプルにする。 37シグナルズ
・お客様をまずハッピーにする。 iPodとiTunes
・ソーシャル・キャタリストをつくる。
▼なにかプロジェクトを始めるときに事前にやるべきなのは、水も漏らさぬ計画を立てることではなく、
状況変化を敏感に察知するレーダーと機敏に対応する仕組みを用意することである。
▼そもそもFlickr自体、ルディコープという会社が大規模多人数参加型オンライン・ゲームのために開発したツールだった。
ところがFlickrの方が人気が出そうだというので、ゲーム開発は棚上げにされた経緯がある。
▼多くのオンライン・コミュニティでは、会話をぶち壊しにするような不心得者が一人でも現れると、
どうしても大勢がそちらになびきやすい。自由な討論を維持しつつ破壊行為を防止するのは、神経を使うむずかしい仕事である。
▼失敗を恐れる人はわかっていない。問題は失敗をすることではなくて、やってしまった失敗にどう対処するかということである。
実際には、小さな失敗をいくつかやってしまっても、それを認めることでむしろ共感を得られることが多い。
▼Twitterのユーザー数をビズ・ストーンは決して明かさない。
・ビズは数を明かさないことによって、大切なのはTwitterがもたらす新しい体験であり、
悲喜こもごもの物語であり、社会的な影響力であることを示唆し、それにつ いて考えるよう訴えているのである。
▼5つの高い目標
・よいことをする。 クレイグズリスト
・まず顧客のことを考える。 サウスウェスト航空
・顧客にパワーを与える。 私の始めたシチズン・エージェンシー
・ゲームでボランティア活動を促進する。 アコハ
・事業の枠を超えたことをする。 ティンバックツー
▼コミュニティ意識を持つまでの四段階
・コミュニティの仲間になりたいと思う。
・コミュニティの影響力、コミュニティへの影響力を感じる。
・コミュニティへの参加によって充足感や達成感を得る。
・歴史や体験を共有し強い絆を感じる。
【実践できる事】
①ソーシャルメディアを使いこなす。様々なメディアを使って、色んな方と交流してみる。
そして、実際に会ってみる。
②コミュニティの動向を見てみる。Facebookの公式ページでも同様に、企業がどのような対応をしているか、
そして、優れている点や改善した方が良い点をチェックする。
③自身の発言や、ブログがウッフィ―を得ることができるように、考えて実行してみる。
- 感想投稿日 : 2019年8月29日
- 読了日 : 2011年12月5日
- 本棚登録日 : 2011年11月16日
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