日銀とは、一体どんなことをしているところ
なのだろうということが、よくわからない。
お札を、印刷しているところだと思ったら、
印刷局から購入して、その価格で、流通させるところ
なんですね。一万円札は、28円とは。
三上部長が、将来を担う坂井に、説明をするが、
専門的用語が多く、よくわからない。
量的緩和政策が、日銀の足かせになっていること。
それを、どのように、変革するのか?
新進気鋭の40歳を前にした女性が、日銀の副総裁となる。
笙子が、一体何を目標としているのか。
上巻だけでは、皆目検討もつかない。
東亜大学の中井昭夫。61歳は、日銀のボードメンバーとなり、
アフリカ旅行で、笙子とであう。甘い記憶を残しながら、
再び、副総裁となった 笙子と出会い、ゲームをしないかと誘われる。
61歳という年齢と実直である中井は、心が揺れ動く。
幸田真音の世界が、巧みに展開される。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
金融/銀行
- 感想投稿日 : 2013年4月2日
- 読了日 : 2013年4月2日
- 本棚登録日 : 2013年4月2日
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