心理応用特別捜査官という肩書きに興味を持った。
吉村爽子が主人公。
佐藤南青の心理分析官 楯岡絵麻と比べて、
どこが心理応用捜査官なのかが、よくわからない。
簡単に言えば、性犯罪専門捜査官なのではないか?
と思われる。
吉村爽子は、中学生の頃にレイプされた。
母親さえも、見る目が変わった。
しかし、優しい警察官がいた。
その警察官に憧れて、という人物設定は
誉田哲也の姫川刑事に似ている。
それを、題材にしながら、刑事事件を追うという設定が、
「心理応用捜査官」としての活躍を狭める。
まぁ。性犯罪捜査官としての吉村爽子は、それなりに楽しめる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
警察/司法
- 感想投稿日 : 2018年8月10日
- 読了日 : 2018年8月10日
- 本棚登録日 : 2018年8月10日
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