海猿 [DVD]

出演 : 伊藤英明  加藤あい  海東健  香里奈  伊藤淳史  村田充 
制作 : 亀山千広 
  • ポニーキャニオン
3.58
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感想 : 52
4

2004年 劇場版(第1作)
つまり、ドラマより 先に映画があるという
フジテレビの常套手段でいえば 逆のはずが・・・。

海上保安学校での 50日間の訓練 
仙崎(伊藤英明)以下 14名の 訓練生の 入校式から始まる。
源(藤竜也)主任教官の訓示は・・
『潜水士を育てるのではなく、ふるい落とすことにある』という。

源教官が
『なぜ、潜水士になりたいのか?』
質問すると・・・
訓練生は『人命救助のため』というが、
源教官は、本音を言え・・と怒る。

激しい訓練がはじまった・・・
そこで、
源教官が 質問する。
『海の40mのところで、バディに残された酸素ボンベは
20分しか持たないものが 1本しかない。
どうやって生還するのか?』と質問する。

最初は、誰も答えられない。
三島(海東健)が、答えたのは 
『体力のあるほうが 体力のないものをすてて、生還する』
ということだった。

仙崎のバディは 工藤(伊藤淳史)だった。
工藤は 体力的にも技術的にも 劣っていたが
仙崎は 一生懸命 励ました。
プールの実習の最後の試験でも ようやく工藤は通過した。

ところが、
工藤は おぼれている人を発見し救助しようとして
自分は 命を落としてしまう。
おぼれているものも死んだ・・・。

源教官は 
『自分の限界を知らなかった。生きて帰らねば犬死だ。』
という・・・

仙崎は、バディを失った悲しみに打ちひしがれていた・・。
食堂で、源教官が バディの仲間を死なせてしまった話を聞く。
それ以降、源教官も 潜水出来ない身体になったという・・・

仙崎は環菜(加藤あい)と出会い 変化していく。

仙崎が その悲しみを乗り越えて、
再び 潜水士になろうと決意した・・。
源教官に、潜水士になることを 話をすると
同じ・・・質問をまた仙崎にした・・・

仙崎は 『バディとともに生きて帰るように考える』と答えた。

海洋実習が始まった。
仙崎は 40m 潜水することにも
工藤の顔が浮かび うまく潜水できないほど自信を喪失していた。
仙崎は 三島とバディを組むことになった。

仙崎と三島がもぐり、40mでの作業をして・・・
戻ろうとしたときに 突然の大きな潮流で、
二人は投げ飛ばされた・・・
そして、三島は ロープに巻かれ、足は石の下敷きになっていた。

酸素ボンベも壊れて、空気がなかった・・・
それを仙崎が見つける。
三島は もう上に上がれというが・・
仙崎は 何とか助けようとするが・・・
酸素もなくなり・・もうだめだという時に・・・

『バディと生きて帰ることができた。』

仙崎は 仲間を信じ、教官を信じたのだ・・。

ふーむ。
映画のほうが よくまとまっていて・・
いい味が出ていた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 警察/司法
感想投稿日 : 2014年1月18日
読了日 : 2014年1月18日
本棚登録日 : 2014年1月18日

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