なかなか、いやかなり難しいです。老師と少年による禅問答を物語化したものというべきか。生きるとは、死とは、自分とは何かを問う。少年の悩みに対して老師は快刀乱麻な明確な答えを示すのでなく、考える道筋を示します。いや考えること自体が違うのかな。これは何度も読み返すことによって自分なりの答えが導き出されるのかも。いや、答えを出すというのは違うのかな。などなど色々と思いを巡らせる、そんな物語です。
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- 感想投稿日 : 2013年6月11日
- 読了日 : 2013年6月11日
- 本棚登録日 : 2013年5月1日
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