「英語公用語」は何が問題か (角川oneテーマ21 B 139)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年11月10日発売)
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感想 : 32
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ほとんど異論違論の湧かない内容だった。
つまり、予想された通りの、言い尽くされたような論述だった。
というかまだ英語公用語が積極的に実施されてないから、
検証とかのしようもないのかな。

面白かった点としては、
「日本と海外の外国語教育についてのトピック」が、
印象に残った点としては、
「抽象的なことを英語で話せるかどうかが重要であること」が
挙げられる。

この本の書き方で印象に残ったのが、
参考文献や引用が多種多彩であったこと。
ブログとか週刊誌とかテレビ番組とか、
「そんなの根拠大丈夫か?」みたいな元もあったけど、
多面的なアプローチでそれはそれで良いと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養
感想投稿日 : 2012年8月19日
読了日 : 2011年5月19日
本棚登録日 : 2012年8月19日

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