この本はサンフランシスコからの帰りの飛行機で読んだので、ストリートや街は誰のためのものなのかという問題提起から、サンフランシスコの多くの人達が「San Francisco」や「California」と書かれた服を着ていたことが思い出された。「たまプラーザ」なんてロゴが書かれた服を着る人なんていないしね笑
ストリートの特長として政治・文化(サブカル)・思想の三角形のなかを線として動き回るとされているが、日本語ラップもやっぱりその一つだと思う。
ただ、ここでいうストリートはナイキとかエイプとか既存の資本の流れに従属した「ストリート的なイメージ」ではなく、それらから自律していかに魅力的に見せるかというところにかっこよさを見出す。やっぱり「あえての」が重要だな。
とりあえず、すごく面白かったのでおすすめ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2009年11月25日
- 読了日 : 2009年11月25日
- 本棚登録日 : 2009年11月25日
みんなの感想をみる