[ 内容 ]
今日の社会科学にとって重要な問いは、「社会とは何か」「それはいかにして可能か」という抽象的な問いではない。
ある歴史性をもって誕生し、この問い自身が不可視にしてしまう「社会的」という概念を問題化することである。
本書では、この概念の形成過程を辿り直し、福祉国家の現在を照射することから、「社会的なもの」の再編を試みる。
[ 目次 ]
1 社会的なものの現在(日本の戦後政治と社会的なもの;冷戦以後と社会的なもの;社会学と社会的なもの;社会民主主義)
2 社会的なものの系譜とその批判(ルソー;社会科学の誕生;批判と展望)
3 基本文献案内
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カテゴリ:
思考のフロンティア
- 感想投稿日 : 2010年7月14日
- 読了日 : 2010年7月14日
- 本棚登録日 : 2010年7月14日
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