[ 内容 ]
電子顕微鏡を通して肉眼では見えない世界を見るように、社会科学では、概念という装置をつかって現象の奥にある本質を見きわめようとする。
自前の概念装置をいかにして作るか。
それを身につけることで何が見えてくるか。
古典を読むことと社会科学を学ぶこととを重ね合わせて、本はどう読むべきかの実習を読者とともに試みる実践的読書論。
[ 目次 ]
1 「読むこと」と「聴くこと」と(はじめに-読書の問題性;読みの構造;読み深めの諸相;聴くということ)
2 自由への断章(創造としての読み;経験科学の創造に向けて)
3 創造現場の社会科学-概念装置を中心に(はじめに-問題の所在;日常語で見えるもの;社会科学のウルトラ・アイ?;概念装置の手作りを)
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[ 参考となる書評 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
岩波新書
- 感想投稿日 : 2011年4月26日
- 読了日 : 2011年4月26日
- 本棚登録日 : 2011年4月26日
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