日本霊異記の世界 説話の森を歩く (角川選書 457)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版 (2010年2月10日発売)
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[ 内容 ]
『日本霊異記』は仏教説話集であるが、大きなエネルギーに満ち、律令制によって社会が変動する時代を人がどのように生きたのか、なまなましい姿を活写してまるで現代社会を映すようにリアリティをもって語りかけてくる。
神話的な話もあるが、霊異記以前にはみられない話も多く、昔話につながる源流ともなっている。
「トリック・スター」「小さ子」「強力の女」「神婚説話」など多彩な霊異記説話を、現代語訳を駆使して自在に読み解く。

[ 目次 ]
第1講 小さ子とトリック・スター
第2講 一寸法師の源流
第3講 力持ちの女
第4講 神婚神話のゆくえ
第5講 恩返しの発生
第6講 盗みという罪悪
第7講 悩ましき邪淫
第8講 行基の奇行
第9講 語られる女たち
第10講 あの世からもどった人、地獄を語る人びと

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[ 参考となる書評 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 角川選書
感想投稿日 : 2010年6月5日
読了日 : 2010年6月5日
本棚登録日 : 2010年6月5日

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