【本の内容】
氷上の華麗な舞は、観る者を魅了する。
だが、その水面下では壮絶なドラマが繰り広げられている。
より高い「技術」と、より美しい「芸術」との狭間で、日々闘い続ける選手たち。
そして、彼らを支えるコーチや振付師の役割とは何なのか。
また、複雑な採点方法、4回転ジャンプ、トリプルアクセル等々、進化する専門用語も解説。
フィギュアスケートの深淵を描く本格ノンフィクション。
[ 目次 ]
まえがき 五輪金メダルの先にあるもの
第1章 五輪金メダルという魔物
第2章 フィギュアスケートが揺らいだとき
第3章 美の競演の内側
第4章 スケーターを支える人々
第5章 新採点方式とフィギュアの未来
[ POP ]
著者のフィギュアスケート取材歴はざっと20年。
それだけに発言に年季が入っている。
世界最高のジャンパーは伊藤みどり。滑りのうまさで言えば佐藤有香。
そして究極はジャネット・リンだと書く。
また採点競技ゆえの難題にも言及。
〈人間である限り、個人的な感情も入ってくる〉。
だが本書はそれらも含めフィギュアの魅力だと教えてくれる。
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
- 感想投稿日 : 2014年9月20日
- 読了日 : 2014年9月20日
- 本棚登録日 : 2014年9月20日
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