降ろされた日の丸―国民学校一年生の朝鮮日記 (新潮新書 375)

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  • 新潮社 (2010年7月1日発売)
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[ 内容 ]
「何で日の丸を降ろすんだろう」―昭和二十年八月十三日、朝鮮の港町・仁川に住む七歳の著者は不思議な光景を目にする。
それは、当たり前の生活と秩序が崩れ去る前触れだった。
玉音放送の後、優しかった現地の青年は豹変して「この家の物はオレのもの」と凄んだ。
隣組では、上陸した米兵に「慰安婦」を差し出す相談が持ち上がった。
仁川神社の宮司は行方不明に…小さな目と耳が捉えていた、敗戦下の貴重な記録。

[ 目次 ]
第1章 なぜ日の丸を降ろすんだろう
第2章 仁川の港は世界一
第3章 玉音放送は分からなかった
第4章 うちの母さんが慰安婦に?
第5章 朝鮮人には、本当の名前があった
第6章 「公設慰安所」がお向かいにできた
第7章 柳君がくれた大きな朝鮮餅

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新潮新書
感想投稿日 : 2011年5月23日
読了日 : 2011年5月23日
本棚登録日 : 2011年5月23日

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