日本の魚: 系図が明かす進化の謎 (中公新書 1736)

  • 中央公論新社 (2004年2月1日発売)
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[ 内容 ]
キンメダイはタイと名がついてもタイ科の魚ではなく、むしろギンメダイに近い。
また、コバンザメやチョウザメは、サメといってもサメの仲間ではない。
四億年前に誕生した魚類は多様な進化を遂げた。食用・観賞用としてなじみ深い魚もいれば、新発見の魚もいる。
本書は、メダカとトビウオ、フグとマンボウのように、一見かけ離れていても実は非常に近縁な魚を対比し、かたちや生態を解説する。
これであなたも魚博士に。

[ 目次 ]
ナメクジウオと魚類の祖先―脊椎動物のパイオニアたち
ヤツメウナギと甲胄魚―顎のない魚たち
ネコザメとプテュコードゥス―サザエ割り、アンモナイト割り
ラブカとカグラザメ―深海に棲む幻のサメ
ホオジロザメとカルカロドン・メガロドン―天狗の爪の正体
ジンベエザメとウバザメとメガマウス―世界最大の魚
ノコギリザメとノコギリエイ―水底でふりまわすのこぎり
シーラカンスとハイギョ―生きている化石
チョウザメとポリュプテルス―硬骨魚類の祖先
アミアとガーと硬鱗魚―古代魚の生き残り〔ほか〕

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中公新書
感想投稿日 : 2011年3月28日
読了日 : 2011年3月28日
本棚登録日 : 2011年3月28日

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