[ 内容 ]
「荒れる」段階から「ムカツク」状態を経て、この数年は「キレる」現象が顕著である。
ふだんはおとなしい若者たちが些細なことに「ムカツキ」、瞬間的に「キレる」ようになってしまったのである。
怒りや暴力それ自体は、かくべつ目新しいものではない。
では「キレる」ことの、どこが新しいのだろうか。
個性尊重と管理強化の間をゆれ動く既成の教育論に楔を打ち込み、「腰肚文化」に代表される伝統的な身体文化の継承を提案する。
[ 目次 ]
第1章 「キレる」とは何か
第2章 「キレる」の裏に「ムカツク」がある
第3章 「がんばる」と「楽しむ」のあいだ
第4章 エネルギーを出し切って技に替える
第5章 戦後教育が見すごしたこと
第6章 「腰肚文化」を再生する
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読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ちくま新書
- 感想投稿日 : 2010年9月4日
- 読了日 : 2010年12月27日
- 本棚登録日 : 2010年9月4日
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