ロジカル・プレゼンテーション――自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」
- 英治出版 (2004年2月1日発売)
著者は、1973年生まれ。東大中退、京大卒。
内容は、大満足。良い!
プレゼンを作成するときに、また読み返して
確認するのがよさそう。
「どうまとめたらよいか」が簡素に
順序だてて、ポイントについて解説されている。
ビジネスマンのプレゼン作成者にお勧め。
〜以下、◇○本より抜粋、●・コメント〜
◇仮説検証力とは
○まず、相手の疑問を知る
○次に、その疑問に対して答える
◇提案する
○相手の話を聞くこと
○しっかりと相手の話を聞いて理解する
●あれ?
話して伝えることぢぁないんだ!
よく聞いて理解するネ
◇論点を把握する
○相手が意志判断を行う際に検討する項目のなかで、
まだ確固たる答えを持っていないがために、
検討を行えば意志判断の結果にちがいが生じる
可能性のある項目
●目的に対してポイントをおさえること
◇漏れをなくすこと
○答えは、6次元で考えることである。
モノが売れていく状態を考えた場合
○目に見える3次元(タテ・ヨコ・高さ)
Product モノがある
Package きれいに梱包されている
Place お客さんがいて売り場がある
○時間の流れと目に見えないもの(情報の流れ・人の気持ち・時間の流れ)
Promotion 宣伝活動
Price お客様は値段を気にする
◇会議や提案の場で「気の利いた発言」ができる人は、
この「どこが原因で議論が停滞しているのか」を
瞬時にしてじつに的確にとらえている。
例えば、フレームワーク的な視点が欠けている会議で
は議論の視点について助け舟を出す
●会議の構造を自分の中で、フレームワークにしておくこと
◇仮説とは、論点に対する自分なりのヤマカンの答え
◇仮説を出すためには、なんらかの情報が必要。
仮説は、無からは生まれない
◇作業のなかで仮説を出しているのか
出た仮説を検証しているのか、常に意識する
◇相手に考えさせない
×「いろいろありますがどうしましょう」
◎「ここでの選択肢はAかBかCだと思いますが
私はこういう理由からAがよいと思います」
●お客様に代わって自分が考えてあげること
◇仮説構築の3つのステップ
1. 論点をしっかり頭に入れる
2. つねに「答えは何か」を意識する
3. とにかく多くの情報を眺める
◇着地のスタイルを決める
○提案を通りやすくするための「味付け」は、
相手のテイストにあわせること
●難しいけど、そのために、「仮説」がいるのかな。
◇スライド絵に入れる説明は3つ
「説明」 この図は1996年から2002年までの
弊社の売上高を示したものである
「ファクト」1998年をピークに、ここ数年は
売上高は減少の一途をたどっている
「示唆」 将来に向けて、売上高を増大させるよう
な施策が求められているのではないか
◇メッセージは端的に
1. メッセージとは、スライド上部に3行程度で書かれる
「最も言いたいこと」
2. メッセージには「説明」か「ファクト」か「示唆」
の3つがある
3. 簡素に・言葉を統一して・印象に配慮する
- 感想投稿日 : 2019年5月4日
- 本棚登録日 : 2019年5月4日
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