養老孟司という人は本当に頭の良い人なんだろうなあと思う。
何と言うか、文体が「速い」。
どんどん話題が進んで行って、それにぐいぐい引っ張られて、いつの間にか最初のゴールにたどり着いている。
読み終わった後は、なんだかもの凄く頭が良くなった気がする。
でも、たぶん読み終わった後に、
「分かりました、養老先生。『ああすれば、こうなる』式の思考から脱却しなければならないんですね!」
何て言おうものなら、
「それこそが『ああすれば、こうなる』って言うんだ、馬鹿者!」
って怒られそうだ。
つくづく怖い本(人)だと思う(笑)。
読書状況:読み終わった
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評論
- 感想投稿日 : 2013年11月20日
- 読了日 : 2013年11月15日
- 本棚登録日 : 2013年11月15日
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