表題作の「りかさん」に加え「ミケルの庭」を収録。
「りかさん」は不思議な作品だ。
内容も理解の追い付かないところが多い。
それでも「おもしろい」。
人形という身代わりを通して見えてくる世界。
その世界への、自分でもよくわからない共感。
何か大切なことを訴えかけてくるような感覚。
そうした漠然とした「もの」が、「おもしろさ」の減産なのだと思うけれど、うまく言葉にできない。
とにかく面白かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2018年5月9日
- 読了日 : 2018年5月9日
- 本棚登録日 : 2018年5月9日
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