イングランドによるアイルランド侵略とアイルランドの混沌とした状況が、20世紀のアイルランド独立闘争にまで繋がっていることを改めて認識させられる。
女王エリザベス1世と、ほぼ同時期に生きた海賊女王グラニュエル・オマリーとの対比、侵略するものと侵略されるもの、一つの統治国家としてのイングランドと多数の氏族があり混沌とした政治状況のアイルランド、家臣や家族との関わり方、どちらが幸せだったのだろうか?
この本で描かれるグラニュエルは魅力的。そして、この本で描かれる子供達も活発でかわいい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説(西洋)
- 感想投稿日 : 2016年2月28日
- 読了日 : 2016年2月25日
- 本棚登録日 : 2016年2月27日
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