白い巨塔〈第4巻〉 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2002年11月20日発売)
3.89
  • (300)
  • (310)
  • (375)
  • (14)
  • (1)
本棚登録 : 2818
感想 : 146
4

1巻から3巻まで息をつかせないスケールで物語が進んでいましたが、この4巻ではちょっと息切れなのかな?裁判の準備と里見医師と癌患者のストーリーと佐々木商店の下り坂の描写がメインで、面白みという面ではやや小ぶりに感じた。また、財前教授もやや疲れ気味で、それまでの昼夜の大活躍振りは見られません。ちょっと残念。
でも、そう感じるのは、逆に考えると財前教授のキャラクターを好きになっているということだと。やはり、すごい小説。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年2月15日
読了日 : 2024年2月15日
本棚登録日 : 2024年2月6日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする