きっと(マ)のつく陽が昇る! (角川ビーンズ文庫 4-6)

著者 :
  • KADOKAWA (2002年9月28日発売)
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感想 : 48
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「まるマ」シリーズの本編第5弾。

夏休み、ユーリとムラケンの二人は、海の家「M一族」でアルバイトを始めます。そしていつものようにユーリが眞魔国にやってくるのですが、今回は、そこに駆けつけたコンラッドとギュンターが、いきなり戦闘に巻き込まれてしまいます。ギュンターは仮死状態に陥り、コンラッドは片腕を失って行方不明になってしまいます。

何とか窮地を脱出したユーリは、小シマロン領カロリア自治区にたどり着きますが、なぜかムラケンもこちらの世界に流れ着くことになります。

カロリアの領主ノーマン・ギルビットの邸へやってきたユーリとムラケンですが、ウィンコットの血縁者と名乗ったために、「ウィンコットの毒」をめぐるノーマン・ギルビット夫人フリン・ギルビットとアーダルベルトの抗争に巻き込まれてしまいます。

この巻から物語はシマロン編に入ります。これまでとは一転して、一気にシリアス方向にストーリーを振ってきたのでちょっと戸惑いましたが、ギャグを散りばめたゴタゴタした文章はいつも通りです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少女向けライトノベル
感想投稿日 : 2020年2月4日
読了日 : -
本棚登録日 : 2020年2月4日

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