「まるマ」シリーズの本編第5弾。
夏休み、ユーリとムラケンの二人は、海の家「M一族」でアルバイトを始めます。そしていつものようにユーリが眞魔国にやってくるのですが、今回は、そこに駆けつけたコンラッドとギュンターが、いきなり戦闘に巻き込まれてしまいます。ギュンターは仮死状態に陥り、コンラッドは片腕を失って行方不明になってしまいます。
何とか窮地を脱出したユーリは、小シマロン領カロリア自治区にたどり着きますが、なぜかムラケンもこちらの世界に流れ着くことになります。
カロリアの領主ノーマン・ギルビットの邸へやってきたユーリとムラケンですが、ウィンコットの血縁者と名乗ったために、「ウィンコットの毒」をめぐるノーマン・ギルビット夫人フリン・ギルビットとアーダルベルトの抗争に巻き込まれてしまいます。
この巻から物語はシマロン編に入ります。これまでとは一転して、一気にシリアス方向にストーリーを振ってきたのでちょっと戸惑いましたが、ギャグを散りばめたゴタゴタした文章はいつも通りです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
少女向けライトノベル
- 感想投稿日 : 2020年2月4日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2020年2月4日
みんなの感想をみる