個人的には、本作は倫理学や政治哲学の問題集ではないので、ちょっと気の利いた寓話としてたのしめればよいというスタンスで読んでいるのですが、じっさいには多少ストレスを感じてしまうことがあります。そんななかで、第二話「悪魔が来た国」は、それこそ各地の民話にも見られるような定番の物語ですが、このシリーズらしいテイストにしあげられていて、好感をいだきました。
なお、カバー裏には「寄付の国」があります。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
少年向けライトノベル
- 感想投稿日 : 2019年1月2日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2019年1月2日
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