粟楠会と、闇カジノを取り仕切る「アンフィスバエナ」、そしてドラッグを扱っている大学生を中心とする闇組織の「ヘヴンスレイヴ」の、3者がそれぞれの思惑で入り乱れ、その合間を縫って臨也が粟楠会の依頼を受けて動きます。そして、中学時代に生物部を創った臨也と新羅、さらに臨也が胴元をしていた野球賭博の悪質な客だった奈倉との間で起こった事件が明らかにされていきます。
最後には、過去の事件と現在の事件がリンクしていることが明かされています。
個人的には、「臨也無双すぎじゃないの」という気がしました。ストーリーに関しては、この巻だけでいちおう完結するきれいな仕上がりだとは思うのですが、いつものような時系列をイジる遊びがないためなのか、種明かしがちょっと単純に思えてしまいました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
少年向けライトノベル
- 感想投稿日 : 2016年12月11日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2016年12月11日
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