吉岡一門との戦いに勝利した武蔵は、さらに剣の道をきわめようと新たな旅へと向かいます。彼と再会した又八は、奮起を誓うものの、朱実とかかわってあいかわらず惑いの道をあゆみつづけます。その朱実も、武蔵への思慕を断ち切ることができないまま、みずからの身の不幸を嘆き、江戸へと流れていきます。
ここまではスムーズにストーリーが展開してきましたが、すこし停滞感がただよいはじめてきたような気がします。いつものキャラクターがいつも通りの振る舞いをくり返しているので、さすがに飽きてきてしまいました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本の小説・エッセイ
- 感想投稿日 : 2022年1月28日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2022年1月28日
みんなの感想をみる