国語教師の芥山先生が指導に加わりますが、今回は宮村先生が彼の指導方針についていけないものを感じるようになります。しかし、龍山高校では温室でトマトを育てるのではなく、大地の畑から掘り出すじゃがいも育てることだという桜木の言葉に説得され、芥山の教育から学ぶ姿勢を示すようになります。さらに芥山は、帰国子女対象の小論文問題を実例に、国語で身につけるべき能力についての指導をおこないます。
宮村先生のあまりのナイーヴさは、さすがに現実離れしているように感じてしまいますが、それでも教職に就く人はこのくらいの理想主義者であってほしいと思う気持ちもどこかにあります。
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カテゴリ:
青年コミック
- 感想投稿日 : 2017年5月23日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2017年5月23日
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