第3巻では、インドとネパールでの体験が綴られます。
インドのデリーにたどり着いた著者は、日本人の医大生と、ダッカへ向かうという旅慣れた日本人青年に出会います。そこで著者は、ダッカ行きの青年に連れられて、身体を売る幼い少女や、物乞いをする老人、さらにカースト制度のもとで生きる人びとの姿など、強烈なインドの現実を目にすることになります。ブッダガヤーでは、日本語教師をしている此経啓助に出会い、「アシュラム」と呼ばれる孤児院を訪問します。
巻末には、旅から10年後におこなわれた著者と此経との対談が収められています。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本の小説・エッセイ
- 感想投稿日 : 2018年9月19日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2018年9月19日
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