父親の支配から脱することをめざす真涼は、五千万円の資金をつかって、『パチレモン』の再生をめざします。編集長の水木(みずき)みかんのもとを訪ねた鋭太と真涼は、冴子を『パチレモン』の編集者として採用することを求めるとともに、「自演乙」の女子メンバーをモデルとして話題づくりをめざします。こうして『パチレモン』の再生計画が動き出し、鋭太たちは撮影と取材を兼ねて東京へ出かけることになります。
一方、ヒメは真那たちに勧められて、コミケでコスプレをすることになります。オリジナルのキャラクターと見まごうばかりの彼女の雰囲気と、鋭太を悩殺した彼女のプロポーションで、会場は大盛り上がりとなります。
次の騒動に向けての準備にあたる巻ですが、若干展開がもたついている印象もあります。とはいえ、つづきでは鋭太の心をかき乱すような出来事が起こりそうなので、期待したいところです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
少年向けライトノベル
- 感想投稿日 : 2023年5月11日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2023年5月11日
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